Safariの拡張などを作るときにはAppleに開発者登録をしなければならないのですが、その手順を紹介します。
iPhoneアプリなどだと実機で動かすには毎年1万円程度を支払わなければならないですが、Safariの場合は無料です。
基本的な手順はiOSアプリの開発者登録と同じです。
Safariの開発者用ページを探す
ここです。
https://developer.apple.com/safari/
https://developer.apple.com/ の下の方にリンクがあります。
Safari Developer 向けの Dev centerに移動
Safari Developer Programに登録
登録についての説明は省略。
既にiOSアプリなど開発している場合はSafari向けのプログラムに申し込むだけで終わります。(無料です。)
初めての方は、新規登録になります。
参考
- https://developer.apple.com/jp/support/safari/enrollment.html
- http://d.hatena.ne.jp/kotas/20100608/safariext
証明書の発行
iOS開発者登録などと同様に、キーチェーンアクセスを使って証明書の発行手続きを行います。
まずはMacのキーチェーンアクセスを起動。
「キーチェーンアクセス」→「証明書アシスタント」→「認証局に証明書を要求」を選択。
証明書を要求
ユーザーのメールアドレスには開発者登録で指定したApple IDを。通称はなんでもいいです。(たぶん)
これで「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」というファイルを生成できますので、これをSafari Dev Centerにアップロードします。
証明書を発行
Choose File… を押して先ほど作成した「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」をアップロード。
問題がなければ証明書が発行されます。これをダウンロードすれば、Safariの拡張機能などを自作できるようになります。