スニーカーの海外ネット通販で詐欺にあった話(前編)

お恥ずかしい話なのですが、先日ネット通販で詐欺にあってしまいました。
内容としてはよくあるやつでして、「このスニーカーめっちゃ安い!買うしかない!」と思って買ってみたら届かなかった、というものです。

カード会社の決済が完了してしまったので、解決までに結構時間がかかりました。
何かの役に立てばと思い、ここに解決までの流れを書いておきます。

1. 起 : 詐欺サイトで購入

梅雨が来るのを前に雨に強いスニーカーがほしいなーと思っていたところ、以下のサイトで定価の三分の一以下の値段でほしいモデルのスニーカーが売っていました。

kelkin.co.uk というサイトです。
PCから見るとわかるのですが、サイト自体がスカスカで明らかに詐欺って感じですよね。

でも私が気が付かなかったポイントとしてはスマホで見ていた、というのがあって、スマホで見ていると情報量の少なさに気が付かないんですよね。
ここはどうか気を付けてください。

そして、購入直前に気が付くべきだったのですが、決済画面に移ってもHTTPのままだったんですよね。
通常、決済などの機密性の高い情報を扱う場合はHTTPSになるはずなのです。なので、ここも騙されないポイントです。

ただ、前述のとおりスマホで見ていたので、HTTPSじゃないよ、というところも気が付きませんでした。。。

決済自体はクレジットカードだったのも騙されたポイントです。カードなら詐欺でも後で何とかなるだろ、という油断がありました。
海外のマトモなネット通販サイトはペイパルに対応していることが多いんですよね。そこも中止すべきポイントでしたね。。。

というわけで騙されないようにするポイントまとめ。

  • サイトがスカスカで情報量が少なすぎる
  • 決済画面でHTTPSを使っていない
  • ペイパルに対応していない

以上にあてはまる場合は詐欺サイトを疑った方が良いです。
特にHTTPSは決定的なポイントですね。

2. 承 : カード会社に連絡

購入したものの、購入確定メールが迷惑メールフォルダに届く決済完了のメール文面がおかしい等、違和感に気が付き始め、調査を開始したところ、購入確定メールに使われているメールアドレスが、別の詐欺サイトのサポート用メールアドレスとして使われていることがわかりました。

service.katrina@oumal.com というメールアドレスです。

これで騙された。。。と確信を得た私は、すぐにクレジットカード会社に電話し、カードを止めてもらいました。
カードを止めた理由は、購入の際に個人情報と一緒にカードのセキュリティ番号まで登録してしまっていたからです。
幸い、それらの情報はまだ使われておらず、不正利用される前に止めることができました。

2次被害は防げたものの、サイトでの購入した決済は通ったままです。

詐欺にあったと思われる、と説明をしたあと、カード会社から伝えられた今後の流れは以下の2つ。

  1. 購入先にキャンセルの依頼をする(詐欺じゃない可能性もあるため】
  2. 音沙汰がなかった場合は再度カード会社に連絡
  3. カード会社が調査を開始

というわけで購入先へのキャンセル依頼をして、返信を待つ。。。

【後編へ続く】