Safariの開発者向けの証明書発行

Safariの拡張などを作るときにはAppleに開発者登録をしなければならないのですが、その手順を紹介します。
iPhoneアプリなどだと実機で動かすには毎年1万円程度を支払わなければならないですが、Safariの場合は無料です。
基本的な手順はiOSアプリの開発者登録と同じです。

Safariの開発者用ページを探す

ここです。

https://developer.apple.com/safari/

safari developer page

https://developer.apple.com/ の下の方にリンクがあります。

Safari Developer 向けの Dev centerに移動

safari dev center

Safari Developer Programに登録

登録についての説明は省略。

safari dev center

既にiOSアプリなど開発している場合はSafari向けのプログラムに申し込むだけで終わります。(無料です。)

初めての方は、新規登録になります。

参考

  • https://developer.apple.com/jp/support/safari/enrollment.html
  • http://d.hatena.ne.jp/kotas/20100608/safariext

証明書の発行

iOS開発者登録などと同様に、キーチェーンアクセスを使って証明書の発行手続きを行います。

まずはMacのキーチェーンアクセスを起動。

「キーチェーンアクセス」→「証明書アシスタント」→「認証局に証明書を要求」を選択。

キーチェーンアクセス

証明書を要求

ユーザーのメールアドレスには開発者登録で指定したApple IDを。通称はなんでもいいです。(たぶん)

証明書を要求

これで「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」というファイルを生成できますので、これをSafari Dev Centerにアップロードします。

証明書を発行

スクリーンショット 2013-12-27 9.55.23 スクリーンショット 2013-12-27 9.55.38 スクリーンショット 2013-12-27 10.43.59Choose File… を押して先ほど作成した「CertificateSigningRequest.certSigningRequest」をアップロード。

スクリーンショット 2013-12-27 10.31.03

問題がなければ証明書が発行されます。これをダウンロードすれば、Safariの拡張機能などを自作できるようになります。

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